丹波市お試しテレワーク ブログ

丹波市にお試し移住したテレワーカーさん達の、滞在中の体験を発信するブログ

田舎暮らしを考え始めたらお試しテレワーク①

はじめまして。
兵庫県加古川市で夫と自営業を営んでいるデザインの仕事をしている高橋です。 息子2歳との3人家族。2018年1月の8日間、お試しテレワークで丹波市にお世話になりました。
結論から言うと、お試しテレワークを利用して非常に良かったです。土地を巡り、人と会い、丹波への引越し願望が強くなりました。お試し移住が終わってから2か月がたちますが、現在移住へ向けて少しずつ前進しています。

 

移住を考えたきっかけ

そもそものきっかけは夫が3年前に狩猟免許を取得し、住環境を変えたいと言い出したことでした。
しかし、狩猟が出来る場所で生活をしたい夫と、便利な場所で暮らしたい私。意見は合いまみれずそのまま時が過ぎました。

その間に妊娠出産を経て、これからの生活を考えた時「田舎で暮らすのも、ま。いっか」と、ふと思い、3年間動かなかった移住計画が突如動き出しました。 こうと決めたら考えを曲げない芯の強い夫。夫の人生を尊重したいという気持ちも大きかったです。

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丹波市に至った理由

移住を考えた時。候補地に兵庫県丹波市の他に三田市篠山市京都府福知山市の名前が上がりました。仕事で月に数回神戸と播州に通う予定なので、2時間くらいで行けるところが条件でした。夫が上げた福知山市は寒すぎる気候に私が待ったをかけました。

何から手を付ければ良いかわからず、まずはネットで物件を探したり、保育園の環境や市の政策などをチェックすることから始めました。

そんな中、丹波市のWebサイトから丹波市移住定住ポータルサイトTURNWAVEに至ったことが大きな転機となったのです。

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TURNWAVEは丹波市が民間委託している移住促進の事業です。衣食住についての情報が一カ所に集まることが一番の魅力でした。そしてスタッフは全員IUターン者なので理解と経験があることも頼もしくあります。丹波のことをあまり知らない私にとっては何とも有難いサービスでしたので、問い合わせをし子どもを保育園へ預けられる平日に丹波へ向かいました。
制度や子育ての情報の話を聞き、あらかじめ物件回りの手配してもらい内覧するなど丸一日お世話になりました。その時出会った方々の印象がとても良かったです。案内をしてくれた戸田さんには特にお世話になりました。田舎暮らしの良い所もそうでない所も積極的に話してくださり、営業的ではない情報を得ることができました。

この来丹を機に、丹波市に重点を置いて調べようと思いました。丹波市には親戚が住んでおり、お墓もあるので無縁の土地ではなかったこともポイントでした。

 

お試しテレワーク申込み

まずは物件探しか?それとも保育園を決めて地域を絞るか?そんなことを考えてながら調べものをしていましたが、自宅から丹波市の中心までの移動時間は約1時間半。それを考えると、何回も足を運んで物件を見たり情報を集めるのはなかなか困難と思い、今回のテレワーク申込みに至りました。

 

お試しテレワークの良かったところ

  • 宿泊先やコワーキングスペースを手配してくれるので土地勘や情報がなくても安心
  • 個人で訪れると出会えない人と話ができた
  • 困ったときに相談できる
  • 滞在中のイベントなどの情報を受け取ることができる
  • 宿泊先が無償提供してもらえるので、飛び込みやすい
  • 小さな子ども連れでしたがイベントではサポートがあり困らなかった

 

丹波市で感じたこと

住まう目線で見てきた丹波の感想です。今までお墓参りなどで幾度となく訪れていましたが、初めて知ったこと、全く気付かなかったことが多々ありました。

人が親切

ピンポイントな情報になりますが、庁舎ですれ違った全員が気さくに挨拶をしてくれださいました。全員がです。今まで住んだ市町村では感じたことがなかった対応です。

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車生活が必須

運転が苦手な私には少し心配ですが、現状も毎日運転しているのでこれは変わらずとなりそうです。

 

北近畿豊岡自動車道が便利

北近畿豊岡自動車道が市内の中心から北部を通っており「春日」「氷上」「青垣」間は通行が無料です。宿泊した青垣町丹波市の北部ですが、買い物に便利な氷上町へのアクセスが良く不便をそれほど感じませんでした。

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北近畿豊岡自動車道
 
同じ市内での温度差が激しい

南に位置する山南町と北の青垣町とでは随分様子が違ってきます。丹波を訪れた時も地元加古川市は雪の気配もなかったのですが、山南町に入るとうっすらと雪景色になり、宿泊先の春日町青垣町は雪国のようでした。話には聞いていただけど、思っていた以上の違いを体感しました。実感できる真冬に行って良かったです。

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湿気がすごい

土地の方からは聞きませんでしたが、移住者からはよくこの話題が出ました。靴箱の靴が全部ダメになったというエピソードも聞きました。

 

広い賃貸物件が少ない

60㎡くらいまでのファミリー向けハイツは多いのですが、それ以上になると途端に数が減ります。我が家は夫婦で在宅ワークなので80㎡以上の家を希望しているのですが、絶対数が少なくて家探しに苦戦しそうという印象です。


のどか

すごいなんとなく受けた印象です。でも受けた印象や感覚は大事だと思っています。

 

聞きなれない集落の習慣がある

村入り」や「日役(ひやく)」というものがある。日役は辞典にも載っていない言葉でした。自分たちの集落を自分たちで補修や清掃を行う共同作業のような感じで、集落によって内容や頻度は大きく異なるそうです。

日役については、丹波に移住された藤本さんのブログにもちらっと出ていました。
記事はこちら→自然食農家レストラン三心五観店主藤本傑士のさすらい田舎暮らし

 

 今よりも忙しくなるかも
  • 打合せで神戸や播州へ行くのに移動時間が増える
  • 場所によっては買い物するのに時間を取られる
  • 日役で草刈りなど町の仕事がある

こんな感じで生活は忙しくなることが予想されます。実際移住した方ものんびりした生活は出来ないと仰っている方が多かったです。ですが、みなさん地域や人ととの繋がりが楽しいと話されていたので、今まで忘れていた何かを取り戻せるかもと楽しみだったりもします。今も保育園の送迎に毎日1時間20分を費やしているので、楽になる可能性も高いと踏んでいます。

 

後半は現地での毎日を報告します。 

濃い経験に繋がった丹波市のお試しテレワーク

兵庫県加古川市でICTとマーケティング関係の仕事をしている高橋と申します。

里山で暮らす夢を持ち始めて早3年―これといって大きな動きはなかったのですが、妻が色々調べてくれたのがきっかけで1週間ほど丹波市へ移住体験をすることになりました。ここでは体験を通して得たものや感じたことなどをお伝えできればと思います。

 

丹波市のお試しテレワーク

移住体験に踏み切ったのはこの制度が決め手でした。お試しテレワークとは「移住イメージの醸成、移住後のギャップ解消」を趣旨とした支援活動で、働く場所と住まいを無償提供してもらいながら仕事・生活の両面で地域コミュニティとの密接な関わり合いができるスグレモノです。

 

移動~シェアハウスで宿泊~農業体験

初日は午後から出発し、春日町農家民宿兼シェアハウス「フラワーハウス」に泊めてもらいました。農業体験ができる他、オーナーの花田さん自身もIターン移住者である興味深いところです。後述の「たんば移充テラスTurn Wave」の中川さん一家が来られ、にぎやかな夕食となりました。地元野菜の煮物やサラダ、鯖寿司、漬物などなど、食材の大半はご近所の方から提供してもらったものだそうです。「田舎あるある話」ですが、きっと花田さんの人徳もあるのだろうなと思いました。美味しい日本酒をいただきながら丹波の魅力と移住者事情、地域の方とのコミュニケーションに必要な心構えなどを教わりました。お酒の銘柄を覚えたつもりだったのですが、記録を怠ったため忘れてしまいました。素敵な内装やお子様の心をくぎ付けにする大きな黒板も取り忘れるという、初日にして痛恨のミスを犯してしまいました。

フラワーハウスでいただいた晩御飯

翌朝は農業体験。畑のある花田さんのご両親の住まいへお邪魔しました。ご両親もIターン移住をされているのが驚きです。手袋と長靴をお借りし、畑ではダイコン、ハクサイ、カブ、コールラビなどを収穫しました。広々とした畑が楽しかったのか、息子が終始はしゃいでいました。その後、お手製のおやつとお茶をいただきながら世間話をし、寛がせてもらいました。花田さんたちのやさしい心遣いと人当たりの良さが心地よく、ついつい長居してしまいました。

畑への道のり

 

丹波少年自然の家丹波市春日庁舎

二日目以降は、丹波市青垣町にある社会教育施設丹波少年自然の家」でお世話になりました。山と人里とを隔てる大きな敷地は、まさに里山の醍醐味。

チェックインと荷物運びを終えたら、お試しテレワークの窓口である「たんば移充テラスTurn Wave」へ挨拶に向かいました。場所は市内の春日庁舎で、いわゆるお役所のようなところなのですが、通りすがりの僕たちに「こんにちは」と声をかけてくれる方がほとんどで、温かみのある対応に衝撃を受けました。窓口の中川さんも戸田さんも移住された方だと聞いて、心強いと思いました。それから宿に戻り、夕食と入浴を済ませました。貸し切り状態の大浴場が何とも贅沢で、はしゃぎながら浴槽を歩く息子の姿にほっこりしました。

丹波少年自然の家

3ROASTERY~デスクワーク

三日目は中川家のマイクさんのコーヒー焙煎所「3ROASTERY」に行きました。豆の個性を味わえるシングルオリジンコーヒーが特徴で、モカが好きな僕はエチオピアを美味しくいただきました。サービスのビスコッティがとてもよく合います。この日から僕はたまっている仕事、妻は物件探し、という風に別行動が始まりました。

 

3ROASTERY

青垣町~白毫寺

四日目は物件探し、妻の父の墓参り、親戚とのランチなどをしました。僕は物件を一つしか見ていないのですが、なんとなく自然豊かな青垣町に心が惹かれるようになりました。

 衣川會館

五日目はコワーキングスペース「衣川會館」で仕事を進めさせてもらいました。元は由緒ある古民家らしく、開放感のある空間と良い意味で古風な佇まいが魅力的です。便乗でオーダーしたランチ(確か黒井屋さん)の鍋焼きうどんが絶品でした。運営の出町さん、恒松さんの人柄が素敵で、青垣町に移住したい気持ちが強まりました。

 

コワーキングスペース「衣川會館」

こもってデスクワーク

六日目は妻と息子が外出、僕はひたすら仕事を進めることにしました。パソコンとネット環境さえあれば仕事はできるのですが、モニター一台の環境が長らく続く状況にもどかしさを感じました。ただ、ここさえ克服できれば、本当の意味で場所を選ばない働き方ができるとも考えられますので、良い経験ができました。

 

三心五観~COMMUNECA TAMBA

七日目。検討中の人を含む移住者の交流を兼ねた味噌づくりワークショップがあると聞き、参加しました。初対面の人との交流は苦手ですが、場所が何かと接点のある三心五観でしたので安心していました。厳選された材料で味噌を作り、美味しい重ね煮のランチをいただきました。食後は息子のボール遊びに付き合っていたため、ほぼ交流はできませんでしたが、妻が話に混ざっている様子でしたのでありがたいと思いました。

味噌づくり

それから、近所のCOMMUNECA TAMBA(コミュンカタンバ)で行われているDIYワークショップを見学しに行きました。ざっくり説明すると「DIYで古民家を再生し、地域とのつながりの場や思い思いのスペースとして活用しよう」という丹波古民家再生プロジェクトの一環で、以前からたまに顔を出させてもらっています。その頃はまだ「丹波に住もう」とは考えていませんでしたが、点々とした関係性がつながっていく不思議な縁のようなものを感じました。

 

有限会社田舎暮らし~帰宅

最終日は朝8:00にチェックアウトし、福知山市夜久野町へ鹿狩りツアーに向かいました。Googleマップによると移動に要する時間が40分強でしたのでたかをくくっていると、越える山が雪で大変なことになっていたり通行止めで別のルートを通らざるをえなかったりと30分も遅刻する羽目になってしまいました。追い込み猟で二か所の獣道を上り下りし、四肢がちぎれるのではないかというぐらい疲労し、猟師風ジビエ料理を堪能して岐路に就きました。

 

今回の移住体験のお陰で、移住したいと考えていたところが「里山」から「丹波市」へと少し具体的になりました。美しい自然に触れながら安心して子どもと過ごせそうな環境も、すでにIターンで活動されている先輩がいるのも魅力です。この場を借りてお礼を申し上げると共に、締めくくりたいと思います。この度はありがとうございました。移住をお考えの方の参考になれば幸いです。

WORK AS LIFE IN TAMBA 丹波で見つける、人・仕事・生き方【2】

 

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1日目の記事はこちら。

歴史ある寺に流れる静かな時間、一瞬と永遠を感じた座禅

2日目に訪れたのは、野瀬にある桃花渓観音寺。ここで座禅ができると聞いて、中川ミミさんと一緒に訪れました。対応してくださったのは、御住職の平岩浩文さん。とても優しそうでほっとしました。

 

このお寺は1603年創建で、4つの集落の民衆が浄財を集めてお寺を立てたことが始まり。京都にも近い丹波の歴史は古く、戦国時代には多くの武将が群雄割拠し、明智光秀丹波攻めをしたことでも知られています。1603年と言えば江戸幕府が始まった年。戦乱の世が終焉し、平和を願う民衆の思いが込められているかなと思いました。

 

座禅の前に、御住職から3つの心構えを教えられました。「調身」身を整えること、「調息」息を整えること、そして「調心」心を整えること。まず座ることが大切。坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であり、悟りの姿なのだそう。

 

そして、座禅の作法を教えていただき、ただ座り、息をする。丹波の山間で静かに流れる時間は、一瞬にも、永遠にも感じることができました。

  

訪れる人を温かく迎える、裏庭の民俗資料館

座禅の後、前日の夜に懇親会でご一緒した小橋裕子さんから「ぜひ我が家の牛舎館を見て行って!」メッセージが入りました。牛舎館?何でしょう?

 

到着してみると、ニコニコ笑顔で待っていてくれた裕子さん。牛舎館にご案内いただくと、牛舎を改装したユニークな資料館でした。中には古い道具がいっぱい!

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小橋家は春日町で代々続く農家。牛舎館は前庭にある小さな建物で、昭和30年頃に牛舎として建築。昭和時代は2~3頭の牛が飼われていたとのこと。その後物置にしていたのですが、2005年にミュージアムとして開放したそうです。中には農業に使った古農具のほか、農家の暮らしが分かる道具の数々が展示されています。

 

丹波にはこのような古いものが残る家がたくさんあるのだそう。「裏庭博物館構想」として、そこに住む人たちが訪れた人たちを受け入れて、土地の歴史や風土に触れる機会を作っていこうというのは面白い発想ですね。

 

丹波の森の中で自由にのびのび!心と体を癒す里山体験

2日目の午後は、ミミさんお薦めの場所へ。「ここは本当に癒されるよ。迷っていた時、よくここ来たんです」と。京都との県境方面へ向かい、どんどん山が近づいて・・・たどり着いたのが「丹波いちじまふぁーむ&奥丹波の森」でした。

 

荻野拓司さんとご家族の方々が待っていてくれました。

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車を降りると、そこは静かな森の中。ツリーハウス、森の小屋、バーベキュー場、薪焚き風呂、赤煉瓦ハウスなどたくさんの建物や、無農薬・無肥料の自然栽培小麦や野菜、無農薬・無化学肥料のぶどうなど自然栽培の圃場があります。これらのほとんどは、荻野さんとご家族の手で作ったそう!

 

ここでは本当にいろいろな体験ができます。森の中で遊んだり、バーベキューをしたり、味噌づくりやジャムづくりができたり、宿泊もできるのです。とにかく、森の中にいるだけでも心が穏やかな気持ちになりますよね。

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ランチには、おススメの窯焼きピザと玄米よもぎ餅のぜんざいのセットをいただきました。丹波の食材をふんだんに使った手作りの味。赤煉瓦ハウスの横にあるピザ窯で焼いた出来立てアツアツをパクリ。そしてぜんざいに使われているのは丹波大納言!ぜいたく!おいしかった!お腹いっぱいになりました。

 

穏やかに思いを話してくれる荻野さん。そこからは、奥丹波の自然と農業を通した人とのつながりに対する情熱を感じることができました。

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※荻野さんのインタビューは後日公開。

  

予想してなかった!薪ストーブがこんなに「楽しい」なんて

さて、2日目の宿泊は、お友達のかなこちゃん宅。これでお泊り2回目。本当にありがとう!

お楽しみの晩ご飯は、細見工務店代表取締役の細見典行さんと共に、なんと工務店のオフィスで「薪ストーブクッキング」! 

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びっくりしたんですが、薪ストーブって、暖房だけじゃなくて、こんなにおいしい調理ができるのですね。一品ずつ薪ストーブに入れて、待っている間にグラスを傾けながら語り合い、取り出して熱々のところをいただく。なんとおしゃれで贅沢な時間でした。

 

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オーブンで焼くより短時間で中まで火が通るから、食材のみずみずしさはそのままに、おいしくなるのですね。いろいろなレシピのアイデアが膨らむなあ・・・

 

いよいよ最後の朝、しばしお別れの雪景色とハンバーガ

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3日目の朝は、まさかの雪。寒いけれど、美しい景色だなあ!

 

春日の下三井庄にある、古民家から再生プロジェクトが手掛ける「communecaTAMBA(コミュンカタンバ)」を訪れました。初めて丹波に来た時、改修のお手伝いを少しさせていただいたのがきっかけ。ロゴづくりにもアイデアを出させてもらったりして、なんだかもうプロジェクトの一員の気分になっているんです!だから、どんどん完成に近づいていくのでワクワクしているのです!

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さて、柏原に戻り、「お試しテレワーク」もそろそろ終わり。雪の柏原陣屋跡の風情に惹かれます。そして柏原が生んだ女流俳人、田ステ女(デンステジョ)の像も雪をかぶっています。

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「雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡」

田 ステ女が6歳で読んだ歌を思わせる、旅立ちの朝です。

 

最後は、たんば黎明館にて。

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この建物は、明治18年に氷上第一高等小学校として設立。専門家が「明治時代初期の教育施設として日本でも五指に数えられる建物」と評価するほどの貴重な建物で、兵庫県有形文化財に指定されています。

 

そんな歴史的建造物はレストランやカフェもあって、ワーキングスペースとして利用することもできるのです!なんて贅沢!私も、3日間の滞在のまとめをしばらくしました。

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なんというか、気持ちが引きしまりますね。

 

そして、いよいよ柏原駅へ。最後に、ここへ寄らねば帰れない…そう、「レストラン山の駅」!ここでは

丹波の名物グルメが楽しめます。私が食べたかったのは、地元産食材をふんだんに使った「丹波プレミアムバーガー」。

 

丹波ポークを使った手作りベーコン、国産牛肉100%のパテのダブルサイズ!丹波市内産のレタスとトマトを添え、トマトとみそベースのソースをかけ、市島製パン研究所のバンズで挟んでいるという!ああ、書いているだけで、また食べたくなった…

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かなこちゃんが食べていた豚めしも名物。おいしそうだったなあ…次はこれも頼もうっと。

 

特急の発車時刻までオーナーの奥畑和也さんや、店内にいた地元のお客様たちと語り合ってお友達になりました。この人のつながりが、本当、丹波の醍醐味なんですよね!またまたほれ込んでしまいました。

 

お試しテレワークを終えて気づいた、大切なこと

名古屋への帰路。3日間本当に楽しかった。何がって、ものすごくたくさんの可能性を発見できたから。

 

私が「すごいな」と思ったのは、昔から地元に住む人とUターン・Iターンで移住してきた人が、力を合わせて、生き生きと働く場所・暮らす場所を作っていること。

 

前に「どうして地元の人と移住者がこんなにうまくやってるんですか?」と聞いたら、ある方が「丹波は地元の衰退にいち早く気づいて、移住者施策を他の地域より早く取り入れてきたんです。だから、大変なこともあったけど、10年ぐらい前にはもうみんなで乗り越えていたかな」と教えてくれた。

 

そりゃ、今でも上手く行かないことや大変なことってあると思う。でも、丹波の人は、自分たちで問題を解決しようと行動を起こしている。人と人がつながって、まずやってみる、そこからチューニングして上手く行く方法を見つけたらいい。新しい仕事の広げ方、自分らしい生き方がそこにあるような気がしました。

 

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書き手:橘 紀子/名古屋市在住。2018年に始めて丹波を訪れ、自然と歴史が織りなす風土と人々のパワーに惹かれて通い始めました。これからもっと丹波の人たちとつながって魅力を発見していきたいと思っています。

WORK AS LIFE IN TAMBA 丹波で見つける、人・仕事・生き方【1】

 

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黒井城趾から見た雲海

きっかけは、金色に輝く黒井城の雲海だった

初めまして。名古屋在住の橘 紀子と申します。お試しテレワークの一環で、丹



波を訪れて魅力的な方々と出会ってお話を聞き、自分の仕事や生き方を考えて文章を書いています。 

 

丹波市に来たのはこれで3回目。初めて来たのは・・・実は3ヶ月前でした。

 

それまで、丹波を訪れたことはなく、丹波市は京都だと思っていたぐらいで(本当、すみません)。たまたまお友達が主催するイベントに誘われたので、「知らないところへ行ってみようかな♪」というぐらいのノリで訪れたのがきっかけでした。

その初めて訪れた時に、一生忘れられない景色に出会いました。夜明け前から標高356mの黒井城に登り始めること20分。汗だくになりたどり着いた山頂の周りには一面の雲海。ちょうど朝日が昇り始め、金色に輝き始めたのです。

 

こんな景色、今まで見たことがなかった。すごい。私はそこから丹波の魅力にはまってしまいました。

 

丹波の魅力は自然だけではありません。人の魅力がすごいんです。皆さん気さくで、好奇心いっぱいで、世話好きで、一緒に楽しいことをするのが大好き。これにもはまってしまいました。

 

これは2回目に訪れた時の写真。 

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イベント「フライングゲット除夜の鐘」に集まった皆さんと

この時も元々の友達は一人だけ。後はみんな初対面。それなのに出会った端からまるで旧友に会った時みたいに語りに熱中できるなんて、面白すぎる!

 

その時の感動をFacebookに書いていたら、一般社団法人Be 代表理事の中川ミミさんに「お試しテレワークをやってみない?」と声をかけていただき、挑戦することにしたのです。

 

私がお試しテレワークをするなら、丹波に感動した心の動きを文章にしてみたい。そんな感じで始まったお試しテレワーク。名古屋から新幹線、特急を乗り継いで2時間半ほどで到着。意外と近いのですよ、名古屋と丹波

 

また「丹波には、会いたい人々と見たい景色がある」と思えるようになったのも近く感じる理由。どこへでもすぐ行ける時代、物理的距離より心理的距離の方が大切なんじゃないかなって思います。

 

ほしいものだらけで財布の紐がぶっちぎれたハピネスマーケット

柏原駅に着いて、真っ先に向かったのは、柏原自治会館で行われる「丹波ハピネスマーケット」。いつもは柏原八幡宮の駐車場で行われている青空マーケットなのですが、寒さの厳しい1月2月は屋内で開催する初の試みだったそう。

 

webサイトで見ていて、ずっと行ってみたかったんです!やっぱりすごい~!美味しそうなもの、可愛いモノだらけで胸キュンキュンです。

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豊岡から出店された「パンとカヌレ。」さん

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いろんなマフィン勢揃い!どれにしようか迷うのも楽しい

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美味しいコーヒーとマフィンで小休止。

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南アフリカの蜂蜜。個性のある味わいで、美味しかった!

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もちろん、こういうのジュージュー系もある!

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作家さんのアクセサリーやおしゃれな雑貨もたくさん!

最初っから財布のひもはぶっちぎれて、全会場を回り終わった頃には両手にいっぱいの紙袋。おいしいグルメでお腹もいっぱい。楽しかったわ~!

 

丹波ハピネスマーケットの主催者は、柏原商店街の店主さん達が中心となって結成された実行委員会。事務局運営は、「株式会社ご近所」という会社に委託しているそうなのです。

 

地方では、こういう運営サポートの仕事ってすごく重要らしい。そこで「ご近所」の取締役、恒松智子さんにお話を聞くことができました。

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株式会社ご近所 恒松智子さん

※恒松さんのインタビューは、近日公開!

 

センスあふれるセレクトショップに込められた思いに、涙…

さて、次に訪れたのは、「橘さん、このお店好きだと思う!」とミミさんに勧められた「三光堂」。

 

和菓子屋さん?時計とか、電器屋さん?レトロな名前だなと思いながら柏原商店街を歩いていくと・・・お店の前に到着。何ですか、ここは!めっちゃ素敵なセレクトショップじゃないですか!!

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ワクワクするような素敵な三光堂さんのエントランス。

胸を躍らせながら階段を上がり、三光堂さんの店内に入ると…うわーーー!好きなものだらけじゃないですか。お洋服も好みだし、私、アンティークとか、器とか、大大大好きなんです!

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素敵なお洋服と雑貨がいっぱいの空間に心踊る!

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作家モノも骨董も、竹内さんお気に入りのアイテムが勢揃い

また買い物モード、パワー全開、フルスロットルです。ほしいモノがたくさんあるって、本当に幸せな気持ちになるんです。でも、本当、何でこんなにセンスがいいんですか!

 

そこで、オーナーの竹内紀美子さんとお会いしてインタビューさせていただきました。このお店は、竹内さんが自ら、パリや韓国、日本国内へ行き、仕入れをして、お店にディスプレイして、接客しているそう。

 

そうして、お話を聞いているうちに、私、不覚にも思いが募って涙があふれてしまったのです・・・。竹内さんのがこのお店をオープンした思いを聞いて、私の迷いや悩みに寄り添ってもらったような気がしたのです。

 

今書きながら思い出して、泣いてしまいそうです(笑)。 

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三光堂オーナーの竹内紀美子さん

※竹内さんのインタビューも後日公開。

 

「木の根橋」のバウムクーヘンから感じた、信念を貫くパワー

竹内さんのお店ですっかり「センスアップ」した気持ちになり(かわいいワンピースもゲットして)、次に向かったのは柏原で人気のバームクーヘン屋さん。

 

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やさしい木の温もりを感じるお店

 お店の名前…「まさかのさかゆめ」?

 

「良く間違われるんですよ(笑)!『まさゆめさかゆめ』なんです」と、オーナーの森山生子さん。森山さんは朗らかに楽しそうに、優しく話してくれます。

 

あれ?Googleで「まさゆめさかゆめ」を検索すると、大阪の日本料理店がヒットします。聞けば、そのお店も森山さんが立ち上げたそう。繁盛していたそのお店を信頼できる方に譲って、丹波に移住してきたのですって!

 

何でも、森山さんは、柏原八幡宮の前にある大きなケヤキの「木の根橋」に心を奪われ、柏原でバウムクーヘンのお店を開いたのだとか。

 

「ん?」最初はその文脈が分からなかったのですが、森山さんのお話を聞いているうちに、それがものすごく強い芯の通った話で、信念を貫き通してきたことが分かってきました。森山さんは、信念の人です。そしてとってもかわいい方なんです。

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まさゆめさかゆめのオーナー、森山生子さん

※森山さんのインタビューも後日公開。

 

 楽し過ぎて【丹波み】あふれたフラワーハウスの夜

さて。宿泊先は大路にあるシェアハウス「フラワーハウス」。そこで、大路の方が集まって、懇親会を開いてくれるとのこと!何とうれしい!!!皆さん、ありがとうございます!乾杯!!

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フラワーハウスにて、大路の皆さんと

家長は花田匡平さん(写真右から2番目)。2012年に大阪から丹波に移住。キャンプ場「丹波悠遊の森」でアウトドアコーディネーターの仕事をしながら·、古民家を改装してこの「フラワーハウス」を開いたのが2015年。以来たくさんの人が集う場になっているそうです。

 

そして、大路の山内一晃さん(左から1番目)、小橋裕子さん(左から2番目)、ずっとアテンドくださった一般社団法人Beの代表、中川ミミさん(右から1番目)。幅広い世代の方々と一緒においしいお酒とご飯をいただきながら、語り合い、笑い合い、最高の時を過ごしました。 

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美味しいご飯と地酒に大満足(地酒は撮り忘れ・・・)

ご飯も美味しかったけど、花田さんが「ご近所」さんと一緒に育てた酒米を山名酒造さんで仕込んだ日本酒「花ひより」。これがおいしくて、おいしくて。酔っぱらって写真を撮り忘れました。19時に始まって、大いに盛り上がって気が付いたら23時過ぎ!4時間も時を忘れるぐらい、何を話したんだろう?

 

丹波み~」っていうキーワードで盛り上がったのは覚えている!最近、「やさしさ」を「やさしみ」と言ったり、「よく分かる」という意味で「わかりみが深い」と言ったりするのが流行っているという話になって、「だったら、丹波っぽいという意味で【丹波み】ってよくない?」「丹波みが深い、とか?」と言って大笑いしていたんだ。

 

とても一日分とは思えないほどたくさんの心の動きを胸に、この日はフラワーハウスで久しぶりに熟睡したのでした。

 

2、3日目に続きます。

 

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書き手:橘 紀子/名古屋市在住。2018年に始めて丹波を訪れ、自然と歴史が織りなす風土と人々のパワーに惹かれて通い始めました。これからもっと丹波の人たちとつながって魅力を発見していきたいと思っています。

 

 

兵庫県民が初丹波!あっという間の最終日

おはようございます、いいだ(妻)です。

あっという間のテレワーク最終日です。
私は夫とともに、フラワーハウスというシェアハウス兼農家民宿にお世話になっていました。日中ずっと出払っていたこともあり、オーナーや住民の方にはご挨拶もできませんでしたが、このような交流施設は移住を検討している人にとって、とっても有難いと思います。3日間どうもありがとうございました!

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さて、仕事前に何か腹ごしらえをと思い、近所にあるという《丹波おばあちゃんの里》に向かうことにしました。

道の駅 丹波おばあちゃんの里 自然と歴史が織りなす心のふる里

道の駅は素敵な施設が増えていることもあり、近年人気が高まっている気がします。私たち夫婦も道の駅巡りが大好きで、車で旅行する際はついついその地域の道の駅を探しては寄り道をしてしまいます。
この日も、朝早くにも関わらずおばあちゃんの里は大賑わい!たくさんの方が楽しんでお買い物されていました。私たちも丹波の特産品である黒豆のお茶やきな粉、お野菜などをたくさん買って帰りました。

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食事ができるフードコートもあります。うどんなどの軽食の他、アイスクリームにパン屋さんも・・・これは何度も通いたくなりますね。

f:id:be-tamba-iju:20190321202811j:plain焼きたてベーカリーには本格的なパンがズラリ。

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食べ物の話ばっかりで申し訳ありません。なんとこちらの道の駅、Wi-Fi完備なのでテレワークが出来ちゃうんです。と言いつつこちらは公共施設ですので、周りの状況には配慮が必要ですね。美味しいパンを頬ばりながらモクモク作業。。

ちょっと疲れたところで、自然の養分をチャージすべく近隣にある”水分かれ公園”に向かうことにしました。

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こちらの公園、日本一低い中央分水界のスポットだそうです。何のことだか最初はサッパリだったのですが、公園内の看板やらを見て納得。この公園では降雨が日本海と瀬戸内海に流れる分岐点が見られるのです。f:id:be-tamba-iju:20190321204711j:plain

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川のせせらぎ、生い茂る山の緑、古い寺社など、ちょっと都市部では味わえない環境です。
川沿いにはたくさんの桜が植わってましたので、これからたくさんの人が桜を見に来られるんだろうな。そんなことを思いながら、今回の旅を終わります。

f:id:be-tamba-iju:20190322154027j:plain丹波、ステキやなぁ・・・

テレワークの感想

まだまだ行ってみたいところがたくさんありましたので、正直3日間では足りなかったです(笑)
ですが、本当に少しの期間でも丹波の魅力を味わうことが出来ました。季節を変えて、また是非訪れたいなと思いました。
このたびは貴重な体験の機会をいただき、誠にありがとうございました。

兵庫県民が初丹波!お試しテレワーク 2日目

おはようございます、いいだ(妻)です。
昨日は夜の雨の中の到着だったので、丹波の風景を味わうことなく爆睡。19時を過ぎる頃には一面真っ暗になるんですね。鹿やら猪が道路から飛び出てきそうでちょっとドキドキしました。自然と人間の距離が近いなあと感じます。f:id:be-tamba-iju:20190312153102j:plain

雨上がりの朝の丹波、ピンとした空気、鳥のさえずり、どこを切り取っても静謐な風景が広がります。こういう場所のことを”ふるさと”って言うのかなあ。私は生まれた時からマンション住まい、祖父母も両方都市部住まいで、小学生の頃などは友達が夏休みに田舎に帰ると聞くたびにすごく羨ましかったです。

さて、午前中はテレワークするぞ〜ということでwi-fiやライブラリーがあると教えていただいた《たんば黎明館》で仕事をすることにしました。

たんば黎明館のホームページへようこそ

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着いてビックリ、これがとっても壮麗な建築なんです。明治時代に建てられた小学校の校舎だそうですが、その建築様式は、専門家から「明治時代初期の教育施設として日本でも五指に数えられる建物」と評価されるほどで、兵庫県有形文化財に指定されているそうです。

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贅沢な空間で、優雅にお仕事中・・・

ところで、この黎明館のある柏原町は小田家ゆかりの城下町で、国指定の柏原藩陣屋跡や長屋門、太鼓やぐらなど歴史遺産が随所に美しく保たれています。歴史好きでなくとも、歩いているだけで楽しいお散歩スポットです。

【モデルコース:織田家ゆかりの城下町 歴史遺産の町かいばらを歩く】丹波市観光協会

 

そしてお昼になり、お腹が減ったところで、散策中に気になっていた《中島大祥堂 丹波本店》にてランチをとることにしました。

中島大祥堂 丹波本店 | 和洋菓子・カフェ・薪窯ピッツァ

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足を踏み入れた瞬間、ここはすごくセンスの良いお店だとわかりました。
店内には宝石のような生菓子や、思わず人に贈りたくなるような土産用のお菓子がたくさん陳列されています。奥のカフェスペースでは、休日という事もあってすでにたくさんのお客さんで賑わっていました。

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茅葺きで覆われた高い天井で、店内はとっても開放的!真中に大きな石窯があります。美味しそうなピザが次々と焼かれていきます。

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目前の庭園は寛いだ雰囲気を創り出し、ゆるやかな気持ちで過ごすことができます。

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こちらはメインの丹波高原鶏のロティ。こんなビジュアルで美味しくないわけがありません。さらに石窯ピザや地元産のお野菜のスープなどを夫と2人でペロリ。(美味しすぎて写真を取り忘れる)丹波の食の豊かさを堪能させて頂きました。ごちそう様でした!
また是非訪れたい素敵なお店でした。

 

 

兵庫県民が初丹波!3日間お世話になります

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はじめまして、いいだ(妻)と申します。夫が先に丹波市に来ており、私も今日から3日間と短めではありますが、テレワークという仕事の仕方や丹波市の魅力を満喫したいと思います。

 【プロフィール】
名前:いいだ(妻)
職業:グラフィックデザイナー
兵庫県西宮市出身 、京都府在住


丹波おためし移住への想い】
西宮に生まれた私は、京阪神間を行き来する典型的な都会っ子として育ちました。
その後関東で夫に出会い、東京で暮らすようになってからは都会の生活に違和感を感じるようになりました。現在は京都の郊外に住みながら、移住地を探しているところです。

兵庫県民でありながら丹波はまったく未知の場所でして、今回滞在させて頂けることになりワクワクしています。どうぞよろしくお願いいたします。