躍動し続ける丹波移住者たち|2泊3日の短期移住で分かった”僕の地元”と”丹波市”の違い
こんにちはちゃんりゅーです。
(このペンネームでライター活動しています。)
2泊3日でのテレワーク事業が今日で終わりを迎えました。
自分としては定性的な成長を感じたと同時に定量的にも実績が積めた3日間でした。
そして事業に携わる中で”見えてきたもの”がいくつかあります。
・離れる上で見えた地元加古川について
・自分が感じた丹波市の魅力
などなど。
僕は兵庫県のとある地域に住んでいるのですが、同じ兵庫県でありながらも、こうも異なる部分がいくつもあるなと感じたことが多くありました。
なので今回は、2泊3日の短期移住で僕が思った「自分の地元と丹波市の違い」について書いていきます。
僕の地元とはどういうところなのか
僕の地元は加古川市というところで、正直「何もないところ」です。
名物といえば、”かつめし”という料理が美味しいぐらいで、観光スポットや著名な場所などもこれといってなく、場所的魅力が横の姫路市や明石市などと比べると薄い。
他は一級河川である加古川が流れていたり、パチンコが有名だったりするぐらいで本当に何もないです。
加古川市に住む友人などに「加古川のいいところって何やと思う?」と尋ねてみても、すぐに回答が返ってこないほど考え込まれてしまうぐらい、これといって特徴がありません。(考え込んだ末「あんまりなくない?」っていう答えがほとんど)
しかし、僕個人として”加古川で誇れるもの”といえば、「人」
加古川にはなにもないけど横隣の地域が栄えているからこそ、変にプライドがなく、温厚で柔和な人材が多いことが加古川のいいところだと思っています。(会ってきた人に恵まれているだけかもしれませんが)
本当にこの加古川住民の「優しさ」みたいなところが、加古川の強みであり、僕個人としても誇れる部分だと感じております。
いい意味でなにもない”加古川”が住民の優しい特性を生み出したのならそれはそれでいい。
現状維持の安定志向文化が根付きすぎていて、挑戦している人に向けて冷ややかな目を向けているのが現状の加古川の課題なのでは?と最近思い始めました。
加古川ではプレイヤーに向けての”応援”が希薄で、頑張る人の背中を押してあげるという文化があまりないのが現状。
なので、僕は1プレイヤーとして、背中で語れるよう動くしかないなみたいな風に思ってます。
以上僕の地元がどういうところかについてです。
短期移住して分かった”丹波市”の魅力について
そして今回、丹波市に2泊3日で移住してみて分かった魅力は、地域で動き続ける人たちが好きなことをやっている人が多いことです。
行政と協力して移住促進事業を行なっていたり、シェアハウス管理を行なっていたり、会社を立ち上げたり、農業だったり…
しかも一つのことに執着している訳ではなく、様々な事業に一人一人が携わっている。
むちゃくちゃたくさんの肩書きを持った人がたくさん。
なにやっているのか一言で語りきれない人たちばかりで、
田舎でありながら、都会に負けず劣らずの人たちが暮らしているなと感じました。
しかも丹波は活動し続けている人の母数も多く、その人たちの活動を”応援”しているように見え、互いに競争し合っていない。
なんなら協力し合っている。
丹波市在住の人たちは、好きなように生きて家族のような暖かさを生み出しているなと思いました。
なんとも暖かい街。
僕の地元と丹波市を比べてみると、プレイヤーの数が違うのは歴然かつ、そもそものコミュニティの結束力にも差がある。
僕個人としては、自分より若い人やこれから生まれてくる人が好きなように生きやすい地域にしていけるように、僕の地元だけに止まらず、丹波市でも僕自身精進していこうと思いました。